お願い!経理さん!が、どのような方針で記帳(仕訳)を行うかをまとめたルールです。会計ソフト(freee会計/マネーフォワードクラウド会計)を用いて、ご提出いただいた証憑にもとづき記帳します。安心してお任せいただくために、あらかじめご確認ください。
仕訳内容
- 会計ソフト(freee会計/マネーフォワードクラウド会計)を用いて、ご提出いただいた証憑のみ仕訳を行います(証憑主義)。
仕訳は対象の4つの項目(取引金額/取引先/取引日/勘定科目)を入力することで行います。
1取引金額
- 証憑に記載の取引金額を入力します。
2取引先
- 勘定科目内訳明細書記載の勘定科目のみ、取引先を入力します。
3取引日
- 証憑に記載の取引日を入力します。
- 請求書は、一律「請求日」を取引日として入力します。
4勘定科目
- 証憑を確認し、取引先を類推することで勘定科目を設定します。
- 「給与」「仕入」についてのみ、過去仕訳を参考に取引先に対して勘定科目を設定します。
- 対象の勘定科目については、独自に設定した業種・取引先に紐づく勘定科目を設定します。
- 会計ソフトの自動登録ルール(MF:自動仕訳ルール)を用いて仕訳を行います。
- お願い!経理さん!が独自に作成している自動登録ルールマスタをインポートすることで、仕訳を登録まで行います(お願い!経理さん!解約後は当該マスタを削除させていただきます)。
- 都度発生する仕訳については、取引先ごとに自動登録ルール設定を行い、次回発生時には自動登録ルールにて登録まで行います。
証憑の提出
- 証憑は「領収書/請求書/給与明細」を推奨しています(レシート/明細書ではなく)。
- 規定の記帳スケジュールに則り、証憑の提出期日を設けています。提出期日までにご提出いただけなかった場合には記帳対象外とし、次回記帳タイミングで記帳を行います。なお、提出期日時点でAPI連携が行われていない場合には、対象の証憑は提出されていないものとします。
- 証憑提出が遅くなった場合に、API連携のデータからやむを得ず現金主義での仕訳登録を行うことがあります。後日、(請求書などの)証憑が提出された場合には、既存の仕訳を修正するのではなく、下記の具体例のような仕訳処理を行うことで対応します。
【具体例】業務委託費(請求日:3/20 支払日:4/10)の支払い証憑がAPI連携の4/10分のみ提出され、後日請求書が提出された場合
① API連携のデータのみで仕訳登録
| 取引日 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|---|
| 4/10 | 業務委託費 | 100,000円 | 銀行口座 | 100,000円 |
② 後日、証憑として請求書が提出された仕訳登録
| 取引日 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|---|
| 3/20 | 業務委託費 | 100,000円 | 未払金 | 100,000円 |
| 4/10 | 未払金 | 100,000円 | 業務委託費 | 100,000円 |
請求書の仕訳方法
| パターン | 仕訳方法 |
|---|---|
| 受領 | 一律「取引日=請求日」で記帳します。 |
| 発行 | 原則、freee請求書/マネーフォワードクラウド請求書にて発行していただきます。 |
| 消し込み | 対象期間の取引において、「同一取引先」「同一金額」によって、消し込む対象を特定します。(対象期間内に消し込む取引がない場合には、消し込み作業は行いません。) ※ 対象期間(起点日:取引日/終点日:支払期日) |
家事按分
- 個人事業主のみ対応します。
- 事前に、どの取引が対象になるかご指示をいただきます。
- 補助科目・品目「家事按分」を設定し、対象の取引に対して按分比率を設定します。
固定資産
- 下記の勘定科目での20万円以上の取引に対して、固定資産台帳に登録します。
長期借入金
- (freee会計の場合)借入金管理アプリを利用し、管理・登録します。
記帳内容のチェック方法
未登録
記帳対象で登録漏れがないか確認します。「口座上の未登録取引」「ファイルボックス上の未登録取引」がないことを確認します。
重複
取引登録で重複が発生していないか確認します。「取引先から発行された証憑」と「金融機関発行の証憑」(同一取引の証憑)が双方ともに提出された場合、記載の「取引日」「取引金額」によって重複対象を特定し、紐付けを行い二重記帳を回避します。ただし下記のケースでは、重複仕訳が発生する可能性があるため、お客様のご確認・修正が必要となります。
- 取引日が一致しないケース:双方の決済において時差が発生した場合など
- 取引金額が一致しないケース:一方の証憑が複数取引の合算請求金額となっていた場合など
- 一方の証憑が提出されていないケース:API経由のデータ連携タイミング上の時差が発生した場合など
取引先登録
対象となる仕訳で取引先の登録漏れがないか確認します。勘定科目内訳明細書対象の勘定科目が登録されている取引に、取引先未登録がないか確認します。
固定資産登録
対象となる仕訳で固定資産の登録漏れがないか確認します。20万円以上の取引に対して、固定資産登録対象がないか確認します。
消費税区分
消費税区分での登録間違いがないか確認します。下記の消費税区分と勘定科目が紐づいているか確認します。
旅費交通費/通信費/支払手数料(例外あり)/外注費/広告宣伝費/会議費/備品消耗品費/接待交際費/荷造運賃/租税公課(印紙税を除く/自治体非課税ではないもの)/新聞図書費/地代家賃(事務所・店舗)/修繕費/専門家報酬(原則)/リース料/水道光熱費(例外あり)
給与/社会保険料/法人税・住民税/源泉所得税/電話加入権/罰金・過料/役員報酬/減価償却費/預金利息の源泉税(事業主貸)
住宅家賃(居住用)/受取利息/保険料(非課税部分)/印紙税/登記手数料の一部/生命保険料の多く ※要判定
立替金/預り金/仮受金/仮払金/借入金返済(元本)/貸付金回収/振替伝票内の相殺処理/減価償却(非取引)/未払金の増減(元本)
その他
電子マネー
クレジットカード等での「チャージ」についての証憑、領収書等の経費使用の証憑があった場合に、実際的には二重計上となってしまいますが、(事実検証を行わず)証憑に準じて記帳を行います。
現金
記帳後、マイナスが発生した場合においても、原則、証憑に基づく記帳を行う方針とし「解消しない」こととします(参考:証憑主義)。ただし、決算申告・確定申告前に整理仕訳として「役員借入金」「事業主借」で対応することを提案します。
ポイント
証憑にポイント利用の記載があった場合には、割引後金額にて計上を行います。
外貨換算
取引日のレートを利用し、為替の変動は「勘定科目:為替差額」を使用します。
消費税区分(海外取引など)
海外取引の場合などは、当社が定める消費税区分の基準に従って判定します。判断に迷うものについては、担当税理士とも連携のうえ対応します。
合同会社オプション
お願い!経理さん! 運営
